『「公共性」論』論(1)

『「公共性」論』をちょっと前に読み終えた。 仕事も暇になってきたので、『「公共性」論』について、書いてみようかと思う今日この頃。 私は稲葉振一郎の本をほぼすべて読んできた。 まず、大学のレポートを書く時に参考文献として『リベラリズムの存在証明…

[経済]なんとなく保守の注釈

以前、http://d.hatena.ne.jp/kaishajin/20070927で「ウォーラステインと森嶋=置塩=マルクスの定理の関係を、勝手に解釈して述べて、意味不明は発表をした記憶がある」と書いたが、それについて若干の解説をする。といっても、私もそこまで詳しいわけでは…

サブプライムローン

ちょっとしたことから、サブプライムローンが投資信託の配当に及ぼした影響を調べることとなった。 といっても、私も素人同然なので、日経新聞とネットで、ざっと調べたくらいだが。 NIKKEI NET の「投資信託ニュース」には、「国内で個人が購入できる投資信…

・紙で新聞を配らない資源の無駄だし、費用もかかるし。 みんなたいして読まない。 PDFとかで、供覧すればいい。 ・非正規雇用者も組合に勧誘する雇用が不安定な非正規雇用者こそ組合を必要としてるはずなのに 現状では入れない。たぶん。 労働者の権利と…

悲望作者: 小谷野敦出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/08メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 25回この商品を含むブログ (33件) を見る 神田川デイズ作者: 豊島ミホ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 21回こ…

メモ 知識と生産性について 知識はいったん発見さえされれば、通常は、社会的に承継され、容易に利用できる。 たとえば、三平方の定理をピタゴラスがひとたび発見・証明され社会的に認められたあとのわれわれは、その証明が出来なくとも、それを利用し、三角…

経済政策形成の研究―既得観念と経済学の相克作者: 野口旭,浜田宏一,若田部昌澄,中村宗悦,田中秀臣,浅田統一郎,松尾匡出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2007/09メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 40回この商品を含むブログ (40件) を見る とりあえ…

歴史は二度くり返される。一度目は悲劇として。二度目は喜劇として。 みたいなことをナポレオン(=悲劇)と、その甥であるルイ・ボナパルト(=喜劇)を指して、ヘーゲルがいったらしいが、岸が壮絶な安保反対運動のなか、安保成立と引き換えに職を辞した−安倍…

最近、中途半端に、本を読み散らかしている。 積読がたまっていく一方なので、久しぶりに、読書の記録をつけてみる。 *読了 地上げ屋―突破者それから (幻冬舎アウトロー文庫)作者: 宮崎学出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2000/12メディア: 文庫 クリック: 6…

http://d.hatena.ne.jp/osakaeco/20061227/p2 より >経済学部の学生が経済学を勉強しない理由はたくさんあるでしょうが、有力な理由のひとつは経済学を勉強しても現実がわかるようになる気がしないことだと思います。そして、それは正当なことなのです。彼ら…

『インディヴィジュアル・プロジェクション』 論―1990年代後期の身体の表象について 18世紀に「人間」という概念が「発見」された。つまり、その時代に初めてヒトは自分自身を「自然」から区別し、自己を特権化するようになったのである。しかし、フー…

Ⅰ貨幣の成立 『貨幣論』の1、2、3章において、主眼に置かれているのは、一言でいえば、貨幣の成立に関する考察であるといえよう。だがそこから得られる洞察は、経済の現象一般についてのみならず、主体/客体、本物/代わりの二項対立の思考法を超える契機を含ん…

「レントの経済学」(?)が偶然にも議論されていた。 http://d.hatena.ne.jp/osakaeco/20061207 より 「市場の均衡化作用の速度と経済成長の動因であるイノベーションのインセンティブとはトレードオフの関係」「他方で、新技術の成果が経済全体で享受でき…

少し、読書日記風にしようかと画策 昨日の購入本 右翼と左翼 (幻冬舎新書)作者: 浅羽通明出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2006/11/01メディア: 新書購入: 7人 クリック: 171回この商品を含むブログ (170件) を見る 食肉の帝王 (講談社+α文庫)作者: 溝口敦出…

さて、ここで注目すべきなのが、生産者と消費者の利害の不一致である。 消費者余剰も、社会的余剰も、完全競争をもたらす自由化によって大きくなるので、その点において一致しているが、生産者余剰はそれとは反する。 そこで、生産者への説得の手法のひとつ…

遅れてしまったが、ごく簡単なミクロ経済学をつかい「レントの経済学」について述べてみたい。 参考文献:常木『公共経済学』新世社、青木『比較制度分析にむけて』NTT出版、ウィットマン『デモクラシーの経済学』東洋経済新報社 右下がり需要曲線、右上がり…

誰も見ちゃいないだろうが、今の時点でのを書いておく 1位 稲葉振一郎『経済学という教養』かなりインパクトがあった。 一時期、洗脳されてしまったのだろうか・・・ この本の思考法から逃れられなくなってしまった。 2位 岩井克人『貨幣論』繰り返し何度…

http://www.youtube.com/results?search=hi+standard&search_type=search_playlists&search=Searchハイスタ最高!! http://www.youtube.com/results?search=matthew+herbert&search_type=search_videos&search=Searchハーバートもあった

不動産の所有権の移転はいつなのだろうか? 意思主義を採用すると、代金の支払い、登記の有無、引渡し、等に関係なく、売買契約が結ばれたときに所有権が移転したとみなすべきである。 ただここで次のような特約が売買契約時のになされていた場合は、どうな…

神聖喜劇のマンガ版がでた。面白い。 積読だった文庫版も読んでみようか・・・

struggle for pride のアルバムをかった。最初のMSC漢のラップは良い。そのあとはノイズばかり。 かすかに、叫び声が聞こえる。 グレン・グールドの変な声に似ている。

「ヤバい」のもとは「freaks」だが、別の意味でもヤバそうだ。 社会学(あるいは社会学的知見を取り入れた非主流派経済学、以下まとめて社会学)がやばそうだ。 こんな本が売れたらますます「(主流派?)経済学帝国主義」が社会学を侵略していくかもしれな…

いいネタが思いつかないのでとりあえず私の個人的な、あまりに個人的な「知識人」(?)体験でも徒然なるままに書こうと思う。誰かにとって何かの参考になれば幸いです。 ニューアカはすでに死んでいた 私が大学生に入った当時、なぜか現代思想的なものに興…

今日からブログをたまに書くこととした。 友人に進められたのがきっかけ?! むむむ、見出しのつけ方とか意外にむずかしい・・・